3月下旬のモスクワの天気・気温・服装とプーチン大統領 新型コロナ対策の演説
3月下旬(3/26~4/1)のモスクワの天気と気温はこのような予報です(tenki.jpより)。
ここ数日、お天気が良い日が続いていましたが、これからは気温もグンと上がりそうです。
今の服装のイメージ
街を歩いている人はウールコート3割、ラベンハムみたいな薄手のキルティングっぽいコート4割、トレンチコート・革ジャン3割といった感じです。
私も昼間ウールコートにマフラー無しで出かけたのですが、歩いているうちに軽く汗ばんでしまいました。
近所の遊歩道の様子
3月中旬と比べると、土の部分がだいぶ緑に覆われてきた気がします。
同じ場所の3月中旬の様子はこちらの記事からどうぞ↓
healthylifeinmoscow.hatenadiary.com
道端の花壇にお花が咲いていたので、写真を撮っていたら、学生さんっぽい女の子も写真を撮り始めて。
お互いに顔を見合わせてニッコリ(^-^)
春が待ち遠しい気持ちは同じなようです。
プーチン大統領 新型コロナ対策の演説
昨日、プーチン大統領の演説があり、新型コロナウィルス対策として、来週一週間は会社がお休みになることになりました。
新型コロナについて「『自分には起こらない』と思わないで、『誰にでも起こり得ること』と思ってほしい。家にいるのが一番安全だ」とのことでした。(その他にも選挙の延期や経済的補償の話もありました。)
お昼過ぎに「3時から演説があるよ」との情報が入り、いよいよモスクワも都市封鎖かな?と少し緊張しましたが、都市封鎖ほどの厳しい措置ではなかったので、ちょっと意外に思いました。
その前日、プーチン大統領が新型コロナの治療をしている病院を視察していました。スーツ⇒ジャージ⇒黄色い防護服に着替えて(着替えてる場面もずっと映ってる!笑)、病室の中まで入っていたのが興味深かったです。
(でも私が一番注目したのは、一番最後病院を出て車に乗り込む時、自分より先に他の人に車に乗るよう促していたプーチン大統領の姿。そんな気配りができる人なんだ、とちょっと意外でした、笑)
今の街の様子
昨日、演説が始まる前に食料品を買いに出かけましたが、レストランやスーパーなどは普通に開いていましたし、人も普通に歩いていました。スーパーの品揃えも通常通り。
ただ、変化したのはマスク着用の人が増えたこと!
今日はスーパーに行って帰ってくるまで40分くらいでしたが、その間に9人もの人がマスクをしているのを見ました。日本に比べたら全然少ないと思いますが、3日前にはほとんど見なかったので、かなりの変化だと思います。
これからは私もマスクして出かけても、悪目立ちしませんね。
そしてマスクと言えば…※ここからはめちゃ余談です(^^;)
テレビを見ていたら「白いマスクと黒いマスクはどちらが効果があるか」みたいなバラエティ番組を放送していました。(そもそも色で効果に差があるの?と、まずツッコミたい、笑)
マスクをした人に霧吹きで水をかけて、どれだけ顔が濡れるか実験したり、マスクをしてロウソクの火を吹き消して、どれだけ空気を通すか実験したり。(全然面白くないけど、会場はなぜか大ウケ!)
マスク一つでこんなに盛り上がれるなんて、やっぱりマスクが珍しい物というか、馴染みがない、ということなんでしょうかね~!?