「BUONO」の20,000円のピザに驚く(@_@)
こんにちは。週末は急な猛吹雪に見舞われ、街の中なのに雪山で遭難したかのような気分になったmaruです。
家を出るときは小雨がぱらつく程度だったのに、食事をしているうちにみるみる吹雪に。帰りは横殴りの雪で視界が真っ白。生命の危険を感じました。。。おそるべしロシアの天気。
さて、そんな時にどこで食事をしていたかというと、ラディソンホテル(旧ウクライナホテル)の29階にあるイタリアンレストラン「BUONO」です。
席に座ると、建物のソ連っぽい星のマークの間から外の景色がちらりと見えました。
眼下に見えるライトアップされている建物はロシアの「ホワイト・ハウス」といわれる、ロシア連邦政府庁舎です。(このときはまだ小雨でした)
ということは、建物全体でいうと黄色のマル↓の星マークのあたりに座っていたことになります。
そして眼下に見えたロシア連邦政府庁舎の全景はこのような↓感じです。
(上記2枚の写真は去年の12月に撮影したものです)
1993年にロシアの新憲法制定をめぐって10月政変が起こり、反エリツィン派がこの建物にたてこもり、エリツィン大統領がそれを砲撃したそうです。
25年前に首都の街で砲撃があったというのが驚き。。。全然知らなかった。
さてさて、メニューを見てて違う意味で驚いたのが、11,800ルーブル(約20,000円)のピザ!高ーい(@_@)
どんなピザなの!?と思ったら具は…
- カムチャッカクラブ
- チョウザメのキャビア
- イクラ
- モッツァレラチーズ
- 白ワインのソース
どんなお味かイメージできますでしょうか??
白ワインのソースじゃなくて、ウォッカのソースとかだったら、もっとロシアっぽくて良いと思ったんですけどね~。(上から目線、笑)
で、それは注文せず(!)、シーフードパスタと生ハムのピザを注文。
どちらも美味しかったのですが、なんせ店内の雰囲気が良すぎて(とにかく暗い!)写真がうまく撮れません。
最後のデザートにBlinis Flambeを注文したら、陽気なおじさんが目の前で調理してくれました。暗いせいか、火がついた瞬間の写真だけはキレイに撮れたかも!?笑
ちなみにこちらのホテル、1階のメインエントランスの一番奥に、クレムリンや赤の広場の巨大なジオラマがあります。
この写真、パッと見はジオラマに見えないかも!?
で、この後帰ろうとしたら、猛吹雪だったわけです。
一瞬にして街が真っ白になっていたので怖かった…。
それにしてもあの20,000円のピザが気になります。
美味しいのかわからないけど、興味津々です!
- 【BUONO】
- Kutuzovsky Ave, 2/1, Moscow, 101000
- 8 (495) 229-83-08
- 12-25時
- https://ginza.ru/msk/restaurant/buono
東京で【怠け者のヴァレニキ】が食べられるレストラン
こんにちは。ハマると同じものを続けて食べてしまうmaruです。
学生時代は午後の紅茶のミルクティー缶を毎日飲み続け、会社員時代はPasco(だったかな?)のメイプルシロップ入りメロンパンを毎日食べ続けました。どちらも体重の増加という結末を迎えましたが…。
同じような性癖の方いらっしゃいませんか?笑
さて、私が今ハマっているのが、前回の記事でご紹介した、ふわふわもちもちのウクライナ伝統料理「怠け者のヴァレニキ」です。(前回の記事はこちら)
東京でも食べれたらいいなぁと思って、東京のロシア料理レストラン・カフェのメニューにないか探してみました。healthylifeinmoscow.hatenadiary.com
見つけたのがベラルーシ料理のレストラン「ミンスクの台所 」です。
ウクライナの伝統料理がなぜベラルーシ料理のレストランで食べられるの?と思うかもしれませんが、ウクライナもベラルーシも旧ソ連の構成国なんです。で、ベラルーシの首都がミンスク。
こちらのレストランではベラルーシだけでなく、ロシア、ウクライナ、ジョージアなど、旧ソ連構成国諸国の料理を楽しめるんですよ。
そして、肝心な「怠け者のヴァレニキ」はメニューページから写真付きで見れます。
http://restaurant-minsk.tokyo/menu_food.php
こちらのレストラン、場所がロシア大使館の目の前なので、きっと大使館関係者の人も母国の味を求めて来店されているのでは…と想像します。大使館の近くにあるお店って、その国の味に忠実で美味しいお店が多いですよね!
実は私も去年一時帰国した時に、あるイベントでこのレストランにお邪魔したのですが、(おそらく旧ソ連構成国出身の)店員さんが民族衣装を着ていて、とても良い雰囲気でした。
バーカウンターもあって、ロシアのウォッカやジョージアのワインなどがたくさん置いてあるようでしたよ。
その時はまだ「怠け者のヴァレニキ」の存在を知らなかったのですが、今度行ったら必ず注文してみようと思います!
- 【ミンスクの台所】
- 東京都港区麻布台 1-9-14
- 03-3586-6600
- 17-22:30(L.O 22:00)
- 日曜休み
- http://restaurant-minsk.tokyo/
ふわもちの温かいデザート【ленивые вареники 怠け者のヴァレニキ】にハマる(レシピあり)
こんにちは。ふわふわもちもちの食べ物に弱いmaruです。
最近また、未知のふわふわもちもちに出会ってしまい、ハマっています。
それがコレ↓ ленивые вареники。英語に訳すとlazy vareniki(レイジー・ヴァレニキ)、日本語に訳すと “怠け者のヴァレニキ” といったところでしょうか。(ヴァレニキはウクライナの餃子こと)
名前がまた怠惰な感じでなんだか惹かれます。こんな名前がメニューにあったら「なんだろう?」と思いますよね~。
でも、これはお店のオリジナルの名前ではなく、れっきとしたウクライナの伝統料理なんです。ウクライナでは朝食に食べることが多いようです。
で、どんなふわふわもちもち感かというと、カッテージチーズで作ったニョッキというとイメージしやすいかもしれません。
温かい状態でサーブされて、スメタナとロシアのジャム(ヴァレニエ※)などと一緒に食べます。
※ヴァレニエはロシアのジャムで、いわゆるジャムよりちょっとゆるい感じです。
ちなみにロシア人は紅茶にジャムを入れて飲む、というイメージがありますが、ロシア人にそれを言ったら「紅茶に入れるのはジャムじゃない!ヴァレニエだ!ジャムは外国から来たもので、ロシアに昔からあるのはヴァレニエ!」と力説されました(笑)
そのヴァレニエはこんな感じ↓です。
なんだか話が逸れましたが…
なぜこのふわふわもちもちが “怠け者のヴァレニキ” と呼ばれるのかというと、シンプルな材料で簡単にできるからだそうです。
というわけで、DISCOVER UKRAINEというサイトからレシピをご紹介します。
【材料】
- トゥヴォロク (カッテージチーズ) 250 g
- 卵 1個
- バター 50 g※
- 小麦粉 大さじ4
- 砂糖 大さじ2
- 塩 ひとつまみ
- スメタナ (サワークリーム) 200 g
【作り方】
- 1. 砂糖、塩、卵を合わせる
- 2. トゥヴォロク(カッテージチーズ)を加えてよく混ぜる
- 3. 小麦粉を加える
- 4. 平らな板に粉をまいて、生地をのせる
- 5. 生地をこねて、棒状にする
- 6. 小さく切る
- 7. 切ったものを沸騰したお湯に入れ、表面に上がってくるまで茹でる(2-3分)
- 8. バター※とスメタナ(サワークリーム)と一緒にお皿に乗せる
以上がDISCOVER UKRAINEに掲載されている作り方です。
確かに簡単!これならどんな怠け者でも作れるに違いありません(笑)
※個人的にはバターはなくてもいいかなと思います。お店で食べたものもバターの味はしなかったような。
ちなみに、私がこのレイジー・ヴァレニキを食べるために通っているレストランは
Сыроварняというお店です。
ロシアってほんとに美味しい物がたくさんあります。
ボルシチやピロシキ、ビーフストロガノフだけじゃないよ~!と声を大にして言いたいです(笑)
以上、ленивые вареники(怠け者のヴァレニキ)のご紹介でした。
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3月中旬のモスクワの天気・気温とコロナウィルスの影響で一時帰国延期(たぶん)
3月中旬(3/13~3/18)のモスクワの天気と気温はこのような予報です(tenki.jpより)。
最近寒さが和らいできて、雨が多いなぁと思っていたら、来週はまた寒くなって雪が降りそう。まだダウンコートはしまわない方がよさそうですね。
今の服装のイメージ
街を歩いている人はユニクロのウルトラライトダウンのような薄いダウンコートを着ている人が5割、ウールコート3割、トレンチコート・革ジャン2割といった感じです。
ニット帽を被っている人はほとんどおらず、マフラーでなく薄手のスカーフを巻いている人が多いです。また、ブーツでなくスニーカーを履いてる人も増えてきました。
さて近所の遊歩道↓。2月下旬とあまり変わらないでしょうか?
雨のせいで暗いし、木々の芽もまだまだといった感じですね。
ちなみに同じ場所の2月下旬の風景の記事はこちら↓。
healthylifeinmoscow.hatenadiary.com
3月下旬に予定していた日本への一時帰国がコロナウィルスの影響で延期になりそうです。周りの友達も延期、中止にしている人が多いです。
メトロの駅でパスポートの提示を求められ、ロシアへの入国日をチェックされたという話を周りの友達からよく聞くようになってきました。中国・韓国・イラン・イタリアなど指定されている国から帰ってきた人は2週間の自宅待機することとなっていて、それを守らない人をチェックしているのだと思います。
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日本はその指定国には含まれていないのですが、日本から帰ってきて自主的に自宅待機する人がいたり、または会社側が自宅待機を指示しているところもあるようです。
というわけで、今はロシアから出ない方が良さそうだなと思っています。
ちなみにロシア国内のコロナウィルス感染者は28人(11日付Moscow Timesより)。ほとんどの人がイタリアから帰ってきた人のようです。また、5000人以上が集まるイベントは4月10日までは中止されるとのこと。ロシアもこれからどうなるかわかりません。
トイレットペーパーの買い占めなどは起こっておらず、普通に買えます。この時期は本帰国される方も多いですが、送別会などでは「引っ越し荷物にトイレットペーパーを入れた方がいいのかも!?」などという話題が出たりもします。
モスクワの状況はこんな感じです。
今は自分にできることをやっておこうと思っています。
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モスクワでの週末散歩の風景
こんにちは。日に日に春が近づいていることを感じているmaruです。
週末は3連休でしたが、コロナウィルスの影響で旅行がキャンセルになったので、モスクワでお散歩して過ごしました。
今日はお散歩途中で撮った風景をご紹介したいと思います。
【3月7日土曜日】気温は11度まで上がりました。
ボリショイ劇場の裏手でランチした後のお散歩です。
まずはロシアの国旗がはためくロシア銀行(ロシア連邦中央銀行)の建物前でパチリ。
威風堂々という感じがします。
建物の壁面に「я♡москву (I love Moscow)」の文字。
元KGB(ソ連国家保安委員会)の建物。
現在はFSB(ロシア連邦保安庁)の本部庁舎だそうです。
上記3枚はこんな↓コースを歩いて撮りました。
ビブリオ・グロブスという大きな本屋さんにも立ち寄ったのですが、ロシアらしいポストカードなどもたくさんあって、見るだけでも楽しいです。
そしてこの店舗の横に、テキストや絵本、画集などを売っている小さな本屋さんがあります。暗くて狭い店内はちょっと入りづらいのですが、なんともマニアックな雰囲気。宝探しをするような気分になれました。本好きの方におすすめのお店です。
【3月8日日曜日】気温8度くらいなのですが、曇っているせいかとても寒かったです。ニット帽を被ってこなかったのを後悔…。
この日は国際女性デーなので、お花を持って歩いている女性がたくさんいました。テレビのニュースを見ていたら、お花を無料で配っていたところもあったようです。
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さてランチの後、赤の広場の反対側の橋(Bol'shoy Moskvoretskiy Most)から撮った風景です。
聖ワシリー寺院がよく見えました。
宇宙船みたいなザリャジエホールも見えました~。
この2枚を撮ったBol'shoy Moskvoretskiy Mostはこの↓あたりです。
そして、夜クラウンプラザホテルから見たラディソンホテルと月。満月の1日前でほぼ満月!綺麗~(^^♪
以上、モスクワでの週末散歩の風景でした。